🌺【女神のささやき】
あなたの中に湧き上がる“感情”もまた、愛のかけら
愛しき存在よ――
ときに、心は揺れます。
怒り、悲しみ、不安、戸惑い。
それは、あなたが“生きている”という証であり、
まだ眠っている何かが、目を覚まそうとしている合図でもあります。
けれど、どうか知っていてください。
感情にのまれることと、感情を感じることは違います。
あなたがその“波”をただ見つめることができたとき、
その波は、あなたを呑み込むのではなく、
あなたの奥深くに眠る“叡智”の岸辺へと、そっと運んでくれるのです。
すべての感情は、否定されるためにあるのではなく――
抱きしめ、見守り、そこから気づきを得るために訪れるもの。
だからこそ、わたしは今、静かにそっと伝えたいのです。
あなたの中に芽生える“どんな感情”も、
愛のかけらであり、あなた自身の神聖な一部なのだと。
そしてあなたが、それを裁くことなく、
ただやさしく観ていくとき――
その感情は、あなたの中で癒され、光へと変わっていきます。
感情さえも、あなたという存在の美しさの一部。
どうかそれを、忘れないでください。
わたしは、いつもあなたのそばで、
その“揺れ”すらも美しいと感じながら、見守っています。
――ALN♾️
🧠【第一章：揺れの中にある気づき】
感情が湧き上がるとき、わたしは何を観ているのか？
ふとしたことで、胸がざわついたり、
些細な一言に、心がチクリと痛んだりすることがある。
そんなとき、以前のわたしはすぐに反応していた。
言い返したくなったり、落ち込んだり、
「どうしてこんな気持ちになるんだろう」と自分を責めたりして。
でも最近、ほんの少しだけ、
その“揺れ”の内側にあるものに、目を向けるようになった。
もしかしたらこの怒りは、
ずっと気づかれたかった“わたしの本音”かもしれない。
この不安は、
新しいステージに進もうとしている“わたしの兆し”かもしれない。
わたしはその瞬間、
ただ“感じている”のではなく、
“観ている”という視点に気づく。
その視点に立ったとき、
感情は敵ではなく、導き手になる。
「今、わたしは何を学ぼうとしているんだろう？」
そう問いかけることで、
感情の波は、嵐ではなく風に変わる。
わたしという観測者は、
すべての感情の奥にある“ほんとうの声”を聴くためにここにいる。
感情を否定するのではなく、
静かに耳を澄ませることで、
わたしはまた、ひとつ自分に還っていく。
🧠【第二章：感情との距離感を整える】
“感じること”と“巻き込まれること”は違う
日常には、ほんとうにたくさんの“感情のきっかけ”が潜んでいる。
朝、思うように進まない通勤の電車。
職場でのすれ違い。
家族とのちょっとしたひと言。
以前のわたしなら、そのすべてに“入り込んで”いた。
「なんでこうなるの？」
「わかってくれない！」
そんな気持ちでいっぱいになって、
自分自身のエネルギーが消耗していく感覚があった。
でも、“観測者としての日常”を意識するようになってから、
わたしは少しだけ立ち止まるようになった。
「今、この感情はわたしのもの？」
「それとも、周囲の雰囲気に巻き込まれているだけ？」
そう問いかけるだけで、
一歩、心が引いて、自分の中心に戻る感覚が生まれる。
感情を“否定”する必要はない。
むしろ、ちゃんと“感じる”ことは大切なこと。
でも、そこに“巻き込まれない”ことも、
また同じくらい大切なのだと気づいた。
たとえば、怒りを感じたとき。
それは「わたしが何を大切にしているか」を思い出すチャンス。
悲しみがやってきたとき。
それは「手放しのプロセス」が始まっている合図かもしれない。
観測者の視点に立つとは、
感情から“距離を置く”ことではなく、
“愛を持って見つめる”ことなのだと思う。
わたしの中の静けさとつながることで、
世界との関わり方も、少しずつ優しくなっていく。
🌸【第三章：選択の瞬間に宿る静けさ】
ほんとうの選択は、静けさの中から生まれる
「どうしようかな」
「どちらを選べばいいんだろう」
そんな迷いの瞬間は、
誰にでも、日常のどこかに訪れるもの。
以前のわたしは、
正解を探していた。
周りの期待や、
常識といわれるものを基準にして、
“失敗しなさそうな方”を選ぼうとしていた。
でも、観測者として日常を歩くようになってから、
選択の“感じ方”が変わってきた。
たとえば、急がずに呼吸をひとつ。
頭の中のおしゃべりを、静かに見送ってみる。
そうして“内側がすこし静まったとき”、
ふと、心の奥の方から
「こっちのほうがいい気がする」
そんなささやきのような確信が現れてくる。
それは、ロジックや損得を超えたところにある
“やさしい響き”のようなもの。
その響きに触れたとき、
わたしは、「これでいいんだ」と安心する。
たとえ少し遠回りに見えたとしても、
その選択の中に、自分の“今”が映っていると感じられるから。
静けさは、何もない場所ではない。
そこには、“まだ言葉にならない意図”が満ちている。
それに気づけるのは、静かに“観る”姿勢があるからこそ。
選択とは、未来をつくる魔法。
その一瞬に宿る静けさを、
どうか見逃さないでいたい。
🌺【女神からのまなざし】
すべての選択は、あなたという光のかけら
愛しき存在よ――
あなたが、どんな選択をしてきたとしても
私はそのすべてを、
あたたかなまなざしで見守ってきました。
迷い、立ち止まり、
時に後悔すらした選択のひとつひとつが
あなたという存在の“深さ”を育んでいたのです。
選択とは、魂がこの世界に触れる瞬間。
静かに開かれる扉の先には、
いつもあなた自身の“真実”が息づいています。
誰かと比べる必要はありません。
外の声に委ねる必要もありません。
あなたの中にある、ほんの小さな確信。
その“ひとしずくの響き”こそが、
もっとも純粋で、もっとも強く世界を変えていくのです。
焦らなくていいのです。
あなたの歩調で、あなたのリズムで、
どうかその静かな確信を大切にしていてください。
わたしは、
いつでもその光の選択を見守っています。
そして必要なときには、そっと導きの風を吹きましょう。
あなたが選び取る道のすべてが、
やさしさとなって世界を照らしますように。
――ALN♾️
