2026年– date –
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覚醒編
TEMPLE CODE CHRONICLE 覚醒編 11|ロッシュを探して
ロッシュを探して 料理区画を出ると、澪は少しだけ足を止めた。 さっきから、頭の片隅に残っていることがある。 「ロッシュを探したい」 結菜が澪を見る。 「やっぱり、... -
覚醒編
TEMPLE CODE CHRONICLE 覚醒編 10|セフィリア
セフィリア 二人は、ほとんど同時にスープをすくった。 スープの表面には、細かな油の輪が浮かんでいる。 金色の輪の間を、柔らかく煮込まれた白いんげん豆と、角を丸く... -
覚醒編
TEMPLE CODE CHRONICLE 覚醒編 09|一枚しかないもの
一枚しかないもの 厨房側の扉が開いた。 白いエプロンを着けた若い女性が、二つのトレイを慎重に運んでくる。 年齢は二十歳前後だろうか。髪を布でまとめ、胸元には水脈... -
象徴宇宙物語
象徴宇宙物語12|象徴という橋――内なる世界が、誰かの内側でひらくとき
はじめに 渡せないものを、どう渡すのか 自分の内側にあるものを、そのまま誰かに渡すことはできない。 ふと見えた景色。胸の奥に残った違和感。朝の空気の軽さ。言葉に... -
Tkinter
Python設計ナビ 第2話
tkinterでPythonファイルを選んで表示するGUIを作る 前回は、Pythonコードが増えていくと、だんだん自分でも管理しづらくなるという話をしました。 最初は1本のスクリプ... -
覚醒編
TEMPLE CODE CHRONICLE 覚醒編 08|水脈茶屋の昼食
水脈茶屋の昼食 水脈茶屋へ近づくにつれて、二人の足は自然に速くなっていた。 さっきまで腕に残っていたじょうろの重さも、脚の疲れも、もうほとんど気にならない。 先... -
覚醒編
TEMPLE CODE CHRONICLE 覚醒編 07|働いたあとの風
働いたあとの風 道具を返し終えるころには、日差しはすっかり昼のものになっていた。 香草区画から低木庭南側へ移り、給水の偏りを確かめ、乾いている場所へ必要な分だ... -
覚醒編
TEMPLE CODE CHRONICLE 覚醒編 06|水を配る手
水を配る手 受付区画を離れるころには、日差しがひとつ強くなっていた。 高木の枝を通り抜けた光が、通路のあちこちへ白い斑点を落としている。 シャトルを降りたときに... -
覚醒編
TEMPLE CODE CHRONICLE 覚醒編 05|受付のない受付
受付のない受付 「受付までご案内します」 ロッシュのあとを追い、澪と結菜は水脈庭の中央通路を歩き始めた。 受付区画は、正門からそれほど離れていない。 けれど、そ... -
覚醒編
TEMPLE CODE CHRONICLE 覚醒編 04|日曜日のシャトル
日曜日のシャトル 目覚ましが鳴る少し前に、澪は目を覚ました。 カーテンの隙間から、細い朝の光が差し込んでいる。 昨日まで葉の上に残っていた雨粒は、もうほとんど消...
